白癬菌という真菌(カビ)が、皮膚の角質層や爪に寄生することで生じます。
足では、足白癬と爪白癬があります。
症状が似ていても、他の皮膚疾患の場合もあるので、 皮膚科専門医を受診し顕微鏡検査を行うのが望ましいです。
顕微鏡検査では数珠状の光った構造物が見られます
足趾間(ゆびの間)に出来やすく、じゅくじゅくして白くふやけたり水疱が出来て、皮が剥けます。むずかゆくなることもあります。
足趾(足のゆび)や足趾間、足底などに赤みを伴う小水疱が出来るタイプの水虫です。かゆみが強いのが特徴です。
踵(かかと)を中心に、足底の皮膚が硬くなり、乾燥するタイプの水虫です。痒みは少ないですが、治療に時間がかかることが多いです。
爪表面が白濁または黄色から褐色に変色し、厚く盛り上がります。やがて爪そのものが脆くなり、砕けてしまうこともあります。
因みに第5趾(小ゆび)の爪などは、靴による圧迫やぶつけるなどの刺激で白濁する場合や、カンジダという他の真菌感染症の場合もあるので、皮膚科専門医の診察を受けるのが望ましいです。